先日のブログで神奈川の最低賃金が818円になる方向であることをお伝えしましたが、9月10日付で労働基準局より、本年度のすべての地方最低賃金審議会で答申がまとまって発表されましたのでお知らせします。
最低賃金といえば、「生活保護水準」を超えていない都道府県が12もあることで問題視されていましたが、今回の改定が実現されれば、7つの府県において改善されることになります。
神奈川県を含め、5つの都道県においては未だ生活保護の水準より低いため、今後の改善が期待されます。
【最低賃金の分布】
・最低 (642円)・・・ 鳥取・島根・高知・佐賀・長崎・宮崎・鹿児島・沖縄
・最高 (821円)・・・ 東京
【最低賃金が生活保護水準を下回る額の都道府県】
・改定前
北海道、青森、宮城、秋田、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、広島
・改定後
北海道、宮城、東京、神奈川、広島
☆ 全地域別の最低賃金時間額答申状況は以下をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000r64t-att/2r9852000000r66j.pdf
社会保険労務士法人 D・プロデュース