昨日に引き続き、賃金計算について触れてみたいと思います。

 まず、賃金の支払には「5原則」というものがあります。

 ・通貨払いの原則

 ・直接払いの原則

 ・全額払いの原則

 ・毎月1回以上払いの原則

 ・一定期日払いの原則

 給与計算をする際に、端数にあたる部分は支払わない(計算しない)とすることは「全額払いの原則」に反することになりますので、基本的には認められません。ただし、次の場合は、例外として認めれれています。

 (1) 1ヶ月の賃金支払額において、100円未満の端数を50円未満は切り捨てて、それ以上を100円に切り上げること。

 (2) 1ヶ月の賃金支払額において、1,000円未満の端数を翌月の賃金に繰り越して支払うこと。

 

 また、「割増賃金の端数計算」については、次の処理が認められています。

 (1) 1ヶ月における時間外労働、休日労働、深夜労働の各々の時間数の合計に1時間未満の端数がある場合に、30分未満の端数を切り捨てて、それ以上を1時間以上に切り上げること。

 (2) 1時間あたりの賃金額、割増賃金額に1円未満の端数が生じた場合、50銭未満の端数を切り捨てて、それ以上を1円に切り上げること。

 (3) 1ヶ月における時間外労働、休日労働、深夜労働の各々の割増賃金の額に1円未満の端数が生じた場合、50銭未満の端数を切り捨てて、それ以上を1円に切り上げること。

 

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