「過労、崩れる30代」・「月200時間残業」・「意識不明」・「元レストラン支配人」・「連日午前帰り」・「うつ状態」などの用語が、6/18付けの朝日新聞に記載されていました。
行政側は、サービス残業(不払残業)の取締りを強化していますが、現場では労働時間の減少につながっていないのが現況ではないでしょうか?
ここでは、長時間労働と労災認定についてご紹介いたします。
【長時間労働と労災認定】
総務省の昨年度の労働力調査では、
フルタイムの30代男性の23%が週平均60時間以上働く。→過労死ラインとされている月80時間を超える時間外労働をしていることになる。
厚生労働省が昨年度に労災として認定した脳出血や心筋梗塞などの脳・心臓疾患の件数は355件で過去最多。
うつ病など精神障害での認定も205件で最多。30代が倍増し、全体の4割を占める。
今国会で審議中の労働基準法改正案では、残業が月80時間を超えた場合、残業代の割増率を現行の2倍に引き上げる。
※情報提供:朝日新聞