厚生労働省が検討している労働基準法改正案では、日本版ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)制度を「自己管理型労働制」と名称を変えることとし、一方で、長時間労働の助長を防止する側面から残業代の割増率を時間数に応じて引き上げ、3段階にする方向のようです。

 WE制度は産業界が根強く導入を求めていますが、この対象労働者は、現段階では年収800万円以上とされています。しかし、この年収要件も一旦制度が導入されてしまえば徐々に引き下げられるのではとの懸念も残ります。

 今後の動向に注目です。

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