「休日の振替」とは、業務等の都合により、あらかじめ休日と定められた日を労働日とし、その代わりに他の労働日を休日とすることです。

 例えば、もともと休日であった日曜日をその週の水曜日と振り替えた場合、日曜日は労働日となり、水曜日が休日となります。従ってこの場合の日曜日の労働は休日労働ではないので、休日労働に対する割増賃金の支払い義務は生じないということになります。

 と、ここまでは皆さんよくご存知のことと思います。

 ここで注意して頂きたい事は、そういった場合でも割増賃金の支払い義務が発生するケースがあるということです。

 振替休日を「同一の週」ではなく「翌週」にした場合には、その週の法定労働時間を超えてしまうことがあります。例えば1日8時間労働で、その週の月曜日から金曜日まで働いて、土曜日に休日出勤をした場合などは週40時間をオーバーしてしまいますので、オーバーした時間に対しては割増賃金を支払う事が必要になります。

 また、土曜日は通常の労働日とされることとなるので、8時間を超えて働いた場合にも割増賃金の支払い義務が生じますのでご注意下さい。

 

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