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事務局日記

2006年05月

2006年05月11日

勤怠(労働)時間管理はできていますか

 皆さんの会社は実態に合った勤怠管理はできていますか?

 きちんと行うことで、人件費等の労務管理コストを削減できるケースはよくあります。

 労務・勤怠管理の需要性は、経営者の方であれば十分承知されていることでしょう。特にパートタイマーの増加・サービス残業問題・コンプライアンスなどの面からもそのニーズは年々高まっています。

 ここで最も大切なことは、経営目的や実態などにあった管理手法を取り入れて、継続的に運用し、常に見直していくことです。

 単にタイムカードや出勤簿(出面表)などを眺めてみたところで、事業経営上どんな課題や改善点があるのかは見えてきません。それを集計管理し、分析をすることで効果的な労務管理を進めることが可能になるのです。

  ・会社や現場での勤怠管理(出社・退社)

  ・時間の管理、集計(労働時間・残業時間・複雑な勤務形態)

  ・勤務日数管理(労働日・有給休暇・欠勤)

  ・届け出書類の管理(休暇・残業・手当請求などの届け出)

  

 これらを使いやすく整理し継続的に管理して、会社全体(経営者の視点)から労働時間や人件費(残業代)の把握を行い、効率化への手法を導いていきます。

当社では、お客様企業の実態に合った制度作成・運用手法をご提案するだけで終わることなく、集計の検証・仕事のやり方や残業を行う際のルール作りなどのフォローをしていきます。特に基本となる労働時間や残業時間、休日の管理などは労働トラブルに結びつきやすいので注意する必要があります。

 

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2006年05月09日

高年齢雇用継続基本給付金と在職老齢年金

 60歳以上の継続雇用者の賃金を引き下げる場合、公的な給付金を活用することで減ってしまう収入額をある程度カバーすることができます。

 年金については、賃金との調整で減額されることがありますが賃金とのバランスを取って「在職老齢年金」をうまくシミュレーションすることで有利な扱いをすることが可能になりますし、雇用保険からは「高年齢雇用継続基本給付金」も活用することができます。

 在職老齢年金は、60歳に達して特別支給の老齢厚生年金(年齢によって65歳前に支給される年金)を受ける資格を有する人が、引き続き在職し厚生年金保険に加入している場合に、賃金額に応じて年金額が調整されて支給されるものです。

 高年齢雇用継続基本給付金は、雇用保険の被保険者であった期間が5年以上ある人が、60歳を過ぎても雇用保険の一般被保険者であり、賃金額が一定程度低下した場合に、賃金額に応じて支給されます。

 皆さんの会社に60歳前後の方がいらっしゃるならば、最新の制度に基づいてシミュレーションをしてみませんか?

 

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2006年05月08日

母の日

 超大型といわれたゴールデンウィークが終わり、今日から本格的に仕事がスタートする会社は多いと思いますが、気分を切り替えて今週からまたはりきっていきましょう!

 この期間中は私は、現在抱えている案件を処理したり、当社内部の作業、自身のスキルアップのためインプット(勉強や読書など)などをするいい期間でした。日頃、時間の使い方を工夫しているつもりでも、やっぱりある程度まとまった時間が取れると仕事も思考も整理できますね。やはり適度な休暇はいい仕事をするためにも必要だと改めて実感。

 今回は、少しリラックスして、今週末の「母の日」に関する雑学をご紹介してみたいと思います。

 有名な話はありますが母の日の起源についてはアメリカから始まったと言われています。ヴァージニア州に住んでいたアンナ・ジャービスという少女が、1905年の5月9日に亡くなった母親を追悼したいと、1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で追悼式を開き、その時に母親が大好きだった白いカーネーションを参加者に配ったそうです。その後彼女は、母に感謝する日を作ってその日を祝日にしようと活動をして、それが次第に広まって1914年に当時の大統領だったウィルソンが5月の第二日曜日を母の日の祝日として制定したのでした。

  ちなみに「父の日」はというと、アメリカのJ・B・ドット夫人が母の日に対し、「父の日がないのはおかしい。父を感謝する日を作ってほしい。」と牧師協会に嘆願したことが始まりと言われています。
 その後、この父の日の行事もアメリカ中に広がり、1916年に全国的に認知されるようになって、1972年にアメリカの国民の休日となりました。(意外と時間がかかっていますね。)

 父の日は「家族を幸福にするために、自己犠牲をいとわない父に対する感謝を表す日」なのだそうです。

 皆さんは、母の日に何かしていますか?私は例年どおりカーネーションを送るつもりです。(代わり映えがないのですが・・・

 益子



2006年05月03日

ムーラン・ルージュ

知り合いの女性に勧められて・・・!!

 


 

Story
ナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”を舞台に、女優を目指すダンサーと作家のロマンスを幻想的に描くミュージカル大作。主演の二人が自ら歌う曲の数々はビートルズ、エルトン・ジョン、マドンナと20世紀を代表するポ...(詳細こちら

 

 この前、見ました。私の周りには、けっこー映画好きとお酒好きが多くいるのですが、そういう仲間たちと集まると必然的に飲み屋で映画の話になったりするわけです。

 この前集まったときも例外ではなく、飲み屋で映画の話をしたわけです。その時知り合いの女性に勧められたのがこの作品です。

 私はあまり「ミュージカル」は見ないほうなのですが、この映画に関しては 「アリだな!!」 と勝手に評論家を気取って思いました。それにしても、ニコールキッドマンがとてもきれいです。また、音楽も聞いたことのあるメジャーなものがたくさん流れいて、飽きることもなく一気に見ることができました。

 「ミュージカルはちょっと苦手だな」という人にも、ぜひ見ていただきたい作品です。

飯田

 

 



2006年05月02日

労働時間管理から残業代支払までのサポート

経営者の皆様の中には、次のような考え方をしている方はいらっしゃいませんか?

  • 変形労働時間制を採用しているから「労働時間管理」なんて必要ないよ。
  • フレックスタイム制を適用しているから始業・終業時間は各自労働者に任せている。だから誰も労働者の出勤・退勤時間を把握していないよ。
  • 残業代は固定額で毎月払っているから、残業時間なんて集計していないよ。

どうでしょうか?お客様から聞く内容・意見には、上記のようなものが極めて多いです。

 しかし、それは間違っていると言わざるを得ません。

 労働基準法において労働時間・休日・深夜業等についての規定を設けていることからも、使用者は労働時間を適切に管理する責務を有していることは明らかです。

 さらに、実際の是正勧告内容から見ると、行政の考え方としては下記の点を重要視しているようです。

  1. 労働時間を適切に把握しているか。・・・サービス残業問題解消
  2. 労働時間管理を適格に行っているか。・・・従業員の健康問題(メンタルヘルス対策)
  3. 労働時間設定は適切か。・・・ワークライフバランス

 特に、3の「ワークライフバランス」は最近の考え方で、「従業員の仕事とプライベートの時間を両立するために、会社は残業等をさせないための努力をしているか」、という観点でチェックしてきます。つまり、行政側には従業員のプライベートを充実させ、健康で人間らしい生活を促したいという意向があるようです。

 一昔前であれば、経営者は主に残業問題だけを気をつけていればよかったのですが、現在の流れは、従業員の健康や人間らしい生活を助長しなくてはならなくなっています。たかが「労働時間管理」ですが、されど「労働時間管理」なのです。

 

 それでは、具体的な労働時間管理方法はどういったものになるでしょう。

 多くの企業では「タイムカード」や「業務日報」等で行っているのではないでしょうか?しかし上記内容をすべて網羅するためには、新型のタイムカードを導入しなければならず、導入コストも多大なものになってきます。また、アナログ式の日報管理で行うとすると、事務的な作業の手間ばかりが増え、時間の余裕がなくなってきます。この直接的にお金を生み出さない時間の使い方は果たして企業経営者にとって有効な手段といえるのでしょうか?

 当社のご提案としては、労働時間管理等の専門性の高い事務作業はアウトソーシングすることをお勧めします。

 事務作業の的確性はもちろんのこと、当社が提供できる「労働時間管理に付随する情報量」をうまく活用することで、経営者の皆様にとっては、多方面での企業リスク管理をするための有効な手段となることは間違いありません。

 企業の成長段階では、変革時期というものが必ずやってきます。つまり現状のままでは伸び悩む時期のことです。このような時期にこそ是非当社のノウハウ・情報をご活用していただければと思います。労働時間管理を行うことは残業代の見直しだけに止まらず、経営上の発見やヒントを得るよい機会にもなります。いわゆる「見える化」を実践することができるのです。

 

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2006年05月01日

女性労働力が2年連続アップ

 厚生労働省発表の「2005年版働く女性の実情」(女性労働白書)によると、昨年の女性の労働力人口(15歳以上の人口のうち、就業者と完全失業者を合わせたもの)は、前年に比べて0.5%増の2,750万人で、2年連続で増加しています。

 女性の労働力も48.4%と前年より0.1ポイント上昇しており、年齢別統計でもっとも上昇したのは30〜34歳の層でした。

 女性の就業者数は、前年より17万人多い2,633万人(前年比0.6%増)と3年連続で増加しており、15歳以上の人口に占める就業者の割合は46.3%となっています。

 女性の完全失業者は前年より5万人少ない116万人と3年連続で減少し、完全失業率も0.2ポイント低下し4.2%でした。

 女性雇用者の産業別状況を見てみると、

  ・卸売・小売業→497万人

  ・医療・福祉→408万人

  ・製造業→328万人

  ・サービス業→323万人

  前年と比較して増加幅が大きかったのは「医療・福祉」が最も大きく、次に「サービス業」、「卸売・小売業」の順になっています。

 

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越石 能章(こしいし よしあき) 労苦と使命の中にのみ人生の価値(宝)は生まれると考えています。誠実をモットーに、士業の枠にとらわれない総合的な経営支援を展開します。
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